堀野 友里

昨年10月13・14日に行われた東北ブロックDMAT参集訓練では、 10月13日午前11時に青森県東方沖でM8.2の地震が発生した想定で東北6県および新潟県のDMATチームが、 各県から応援にかけつけるという訓練が行われました。当院でも地震発生に伴い、 多数傷病者が発生した想定で院内訓練を行いました。 職員約120名が参加し、多数傷病者受入れ時の対応や支援に来たDMATチームとの連携などを確認する実践的な訓練となりました。

私は午前中に黄色エリアの医師、午後にはトリアージエリアを担当しました。 前日から災害が起こった想定でエリアの準備を行い、 当日もストレッチャーで患者が運ばれてくる中診療を行うという、 実践に即した訓練をさせていただきました。

患者役は様々な職種の人が交代で行い、実際に身体診察を行いながらの訓練となりました。 写真は外科の藪内先生を診察している様子です。とても緊張しました。

災害時には当院だけで対応することが不可能な状況が多々あり、 病院内での連携だけでなく、他病院との連携も必要であるということを深く感じることができました。 今回の訓練においては、当院自体の機能は保たれている設定であったことから、 病棟や手術室との連携もスムーズに進めることができましたが、 実際の災害時には被害状況によってさらに混乱することや、さらに多くの患者が受診することが予想されます。 実際はこのような状況が何日間も続くと思うと、本当に過酷な状況での診療になるのだろうと思いました。

今回は貴重な経験を積むことができ、本当に学びの多い一日でした。 訓練の準備にあたってくださいました先生・職員の皆様や、地域の方々、他地域より十和田まで来てくださったDMATの方々に深く感謝しております。ありがとうございました。

2年次研修医 堀野 友里