皆さん、おばんでございます。院長の丹野です。本日は会を重ねて第 4 回となりました「十和田市立中央病院連携の集い」にご出席いただきありがとうございます。日頃は地域医療連携室をご利用いただき重ねて御礼申し上げます。
何かご不満ご希望などがございましたら、大変いい機会ですので私も含めて当院職員にお伝えいただければ幸いです。
さて、まずは善積先生の悲報について触れさせていただきます。先生方もまさに耳を疑ったと思いますが、誠に残念ながら事実でございます。当院脳神経外科診療部長善積威先生は平成 28 年 8 月 24 日未明、満 53 歳という若さで急逝されました。告別式等はご家族のご意向で家族葬という形で執り行われております。実は私が病院代表ということでお通夜の席に参列を許されまして、市の代表の小山田市長さんと共にご焼香をさせていただきました。謹んでご報告致します。
まさに突然のことで、正直私自身も未だその事実を受け入れられない状態です。彼のよく通る声が今でも院内に聞こえてきそうな気がしております。彼は十和田に腰を落ち着けて地域医療に邁進しよう、と覚悟を決めていたように思います。多方面において幅広く活動しつつあっただけに残念でなりません。当院と致しましても彼の思いを繋いでいかなければならないと思っておりますので、今後ともご理解・ご協力をお願い致します。
お話を本日の会に戻しますが、診療紹介として、消化器内科の紹介を診療部長の内先生にお願いしております。それから、脳神経外科の情況について、診療部長の赤坂先生から報告してもらいます。
さて、本年 3 月に策定された県の地域医療構想についてですが、当院には 3つのミッションが明記されております。1 つは医療圏の中核として急性期医療を充実させること、2 つ目は地域の他の自治体病院の支援、3 つ目は十和田市における在宅医療の提供です。
1 つ目の急性期医療に関しては、今までも担ってきているという自負もありますので継続して取り組んで行きたいと思います。ひとつご理解いただきたいことがございます。ドクターヘリの運用に関することなのですが、ドクターヘリで搬送される患者さんは、決して当院で断った症例ではありません。当院とは無関係に要請しているものですので、その点はご理解いただきたいと思います。3 つ目の在宅医療についても、患者さんの意志を最優先に考え、できる範囲で提供しております。具体的にやれていないのは 2 つ目の他の自治体病院に対する支援です。
いずれにしても 3 つともチーム医療での対応では限界があり、医師のマンパワーがどうしても必要なミッションです。これからも医師確保が私に与えられたもっとも重要な仕事であると考えております。先生方も情報がございましたら、どんな些細なことでも結構ですのでご連絡いただければありがたく存じます。何とぞよろしくお願い致します。10 月から少し朗報がございまして、泌尿器科に秋田大学出身の佐藤博美先生、整形外科に弘前大学出身の竹内政道先生が着任し、医師が増員となる予定です。少しずつですが、今までの活動が実を結びつつあると前向きに捉えたいと思います。
是非先生方にも当院の現状をご理解いただき、支えていただきたいとお願いする次第です。本日はよろしくお願い致します。
2016 年9 月3 日院長 丹野 弘晃