去る 2016 年 10 月 20 日(木)、21 日(金)の 2 日間にわたり、日本医療機能評価機構病院機能評価更新のための訪問審査が行われました。精神医療を含む診療担当 3 名、看護担当 2 名、事務担当 1 名の計 6 名のサーベイヤーによる審査でした。日常診療をこなしながらも、担当職員の皆さんを中心に全職員協力のもと対応していただきありがとうございました。審査結果については、正式な評価文書が届くのが約 2 か月後とのことです。仮ではありますが、担当サーベイヤーの講評を聞いた限りにおいては、何とかすべての項目で合格ラインを超えたように思います。「捕らぬ狸の皮算用」で喜んではいけませんが、楽しみに結果を待ちましょう。
6 名のサーベイヤーの方々を含めた訪問審査の印象ですが、当院のことを前もってかなり深く調査してくれていて、「さらに医療の質をレベルアップするにはどうしたらいいのか!」を真剣にアドバイスしてくれたように感じました。
共に考え前向きに対処しようとする態度で接してくれており、受審した意味は大いにあったと思います。
そのような流れの中、改善事項をいくつか指摘していただきました。具体的には、臨床倫理に関する教育や運営の見直し、クリティカルパスの普及、組織的な目標管理の一元化、ディスポ製品も含めた感染性廃棄物の管理、精神科リハビリテーションの導入等々であり、短期間で改善可能な項目もありますし、少し時間を要する項目もあります。「鉄は熱いうちに打て!」ですので、早速現場での対応をお願いします。
また、極めて高い評価を受けた点もあります。患者さんの療養環境の素晴らしさ、ハイレベルな放射線治療、きめ細やかな輸血管理等々において、全国を飛び回っているサーベイヤーからお褒めの言葉を頂戴しました。これは当院に全国に誇れる点が多々あるということですので、担当部署はもちろんのこと全職員で自信を持って日常業務をこなして行きましょう。
全体としては、大きなトラブルもなく過ぎたわけですが、一部準備不足のため泥縄式で対応した点もありました。サーベイヤーにはバレバレだったと思いますが、それも努力として許されるでしょう。しかし、やはりこの事実は今後の継続的なチェックが必要であることの裏返し事象と捉えなければなりません。
病院機能評価にかかわる PDCA サイクルの状況を、委員会等で定期的に確認して行かねばならないと思います。兎にも角にも、今回は現場で対応してくれた皆さんとそれを支えてくれた仲間の皆さんのチームワークと団結力で乗り越えられたと思っています。全職員のご協力に感謝致します。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
2016 年10 月31 日 院長 丹野弘晃