青森県自治体医学会に関するものです。ご一読を。

今年度から青森県自治体医学会運営委員会の委員長を仰せつかっております十和田市立中央病院の丹野です。どうぞよろしくお願い致します。第 46 回青森県自治体医学会は、平成 30 年 8 月 25 日(土)に青森国際ホテルに於いて開催され、85 名の皆さんに参加していただき、無事終了することができました。運営にご協力いただきました関係者の方々に心より感謝いたします。

さて、青森県は自治体病院の多い県であり、病床数の割合で見ると県全体の 4割近くを占め、全国的にも山形県・岩手県に次いで第 3 位となっています。ということは、まさに我々が医師不足・地域偏在等で厳しい状況の中、地域医療を守っている、死守していると言っても過言ではありません。加えて、人財の育成という将来に繋がるミッションも担っているところかと思います。

このような状況のなか、皆さんが地元愛・地域愛を持って、急性期医療を中心とした質の高い医療を提供していることに深謝いたします。さらに、多職種協働という面に関しては地域のトップランナーとして、地域全体のレベルアップに貢献していただいていると思います。

そんな我々の頑張りを知ってか知らずか、「自治体病院はいろいろな繰入金をもらっているのではないか」とか、「税制が優遇されているのではないか」とかいう方もいるようですが、我々はそれ以上のものを地域に還元しておりますので、誇りを持ってしっかりと地域医療を守っていきたいと思います。

県単位でこのような医学会を主催しているのは、それほど多くはないようです。色々な面で超多忙な中、一般演題として今回は 13 題のご発表をいただきました。まさに医療の質の向上や若手の教育等の観点から、この学会を活用していただいていることに心より敬意を表します。また、各セッションの座長をお務めいただいた 4 名の先生方に厚く御礼申し上げます。

今回のシンポジウムは、三沢市立三沢病院院長の斎藤聡先生がコーディネートしてくれました。テーマは「地域との連携を目指すがん相談」であり、がんとの共生が謳われている今が旬の話題を選んでいただいたと思っています。実は私自身、県のがん相談・支援部会を担当しておりまして、がん相談については医療関係者の認知度がまだまだ低いことが問題になっており、大変いい機会をいただいたと思っています。がん相談関係者の熱い思いが伝わったのではないか、と期待しているところです。

医学会終了後には、間髪入れず懇談会が開始され、例年よりも多くの皆様にご参加いただいたと思います。懇親を深めながら、次回への英気も養えたようです。来年は元号が変わりますが 2019 年 8 月 31 日(土)開催予定となっておりますので、奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします。

青森県自治体医学会運営委員会委員長 丹野 弘晃 (十和田市立中央病院)