皆さんおはようございます。中央病院の丹野と申します。この黒くて四角い特徴的な顔を覚えてください。会を重ねて第 6 回となりました病院ふれあいまつりにお出でいただきありがとうございます。市民の皆さんにもだいぶ根付いてきたようで大変うれしく思います。

このお祭りの目的は、単純明快でありまして、一般市民の皆さんに当院のことをもっと深く知って欲しい、これに尽きます。当院のこの立派な設備は当然ですが、それ以上に当院の財産である自慢の職員と触れあって欲しいと思います。そしておらほの病院と言うような身近な感覚を持っていただきたいと思います。

十和田市もそうですが、これからさらに高齢化が進みます。私自身は、高齢化は長寿を手に入れることですから素晴らしいことだと思いますし、これは医療の勝利だと考えています。しかしながら、年を重ねると身体のどこかに不具合が生じてくるのも仕方のないことです。そのような不具合を持ちながら生活することになるので、今後益々皆さんの日常生活と病院・医療が混在してきます。病院が身近にならざるを得ないと思います。ですから、これからは病院を核とした地域づくり・まちづくりが必要になってくるでしょう。そのためにも、おらほの病院を深く知ってください。このふれあいまつりをその機会にしてください。

当院は上十三地域の中核病院として、いざという時いつでも受診できる急性期救急病院ですが、加えてがんの診療や生活習慣病・認知症などに対しても標準治療を行っています。皆さん、標準治療と聞くとどのようなイメージを持ちますか? お寿司に例えると、特上・上・並とありますが、何となく並の寿司のようなイメージがあるのではないでしょうか。これは全くの誤解でありまして、現時点での科学的根拠に基づいた最高の治療が標準治療と表現されていて、まさに特上寿司ということなのです。当院は特上寿司を常に提供しておりますのでお任せください。

今後当院は、どのような患者さんが受診されてもその状態に合わせて柔軟に対応できる病院、患者さんに合わせて我々が色を変えることができる病院、私はこれをカメレオン病院と表現しておりますが、そのカメレオン病院としてやっていきたいと思っています。

さて、本日は職員が工夫を凝らしたコーナーを 20 か所に設置しておりますので、是非すべてに顔を出していただきたいと思います。また、市民公開講座として、午後 1 時からじゅんちゃん一座の認知症を楽しく学べる寸劇「相棒~振り向けば君がいる 前見れば友がいる」が開演されますし、午後 3 時 30 分からは、ふれあいまつりの閉めとして弘前大学特任教授の中路重之先生をお招きして「短命県返上って何? 正しく知り、取り組むために」を企画しております。是非ご参加ください。

結びに、私から 1 つだけお願いがあります。救急患者さんや入院患者さんの診療はいつも通り行っておりますので、その点はご配慮をお願いいたします。それでは、只今より第 6 回十和田市立中央病院ふれあいまつりを開催いたします。楽しんでください。

平成 30 年 10 月 21 日
十和田市立中央病院ふれあいまつり実行委員長 丹野弘晃